低温やけどに注意を

いよいよ来週は12月です。同年代のお客さんとの会話は「年々、一年が早く
過ぎますね」となります。ン十年前が懐かしい。時々、昭和時代のTV番組を
見ては懐かしい日々を思いだしています。(認知症予防の回想法ではありません)

初雪も降り、冬の体制になりました。例年、何人かの低温やけどの相談を受け
ます。原因のほとんどは使い捨てカイロによるもので、便利さの反面、そのリスク
に対する注意が必要です。

低温やけどの怖いところは、熱湯と違い皮膚の深い部分が障害されることです。
目に見える皮膚の浅い部分には、目立った変化は見られないのが普通なので、
逆に影響が大きいのが問題なのです。

そして一般的な熱傷の場合、治癒までの期間は1~2ヶ月みれば十分と予想
できますが、低温やけどの場合はダメージの程度により違うものの一般的な
熱傷よりも長引き3ヶ月以上と私は説明しています。

それだけ、低温やけどは治りにくい熱傷だと注意する必要があります。
使い捨てカイロでは、同じ部位に5~6時間以上でリスクが上がります。
気持ち良いのはわかりますが、早めに剥がしたり移動させたりして予防に
努めましょう。

治療法は、受傷直後ならダメージの広がりを防止するために冷やします。
場所にもよりますが、低体温にならないよう注意しながら冷やします。
ダメージの広がりが収まったら、組織の修復を促すよう血流を改善したり
栄養を補充したりします。

ヒリヒリした痛みを伴いますので痛み対策も重要ですが、一番の対処法は
低温やけどにならないように注意することですね。

  漢方薬と東洋医学の相談、心療内科と心の相談、丁寧な説明
 長岡の相談薬局・ひろはし薬局
  薬剤師・心理カウンセラー  廣橋 義和
 
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