熱中症、動悸、のぼせ、イライラ、不眠、・・・

 一昨日の吉村大阪府知事によるイソジン発言は、今の新型コロナウィルス
に対する不安を物語るように、薬局・ドラッグストアからイソジンが消える
という珍現象になりました。当薬局にも数人が・・・。

 実際のところ、イソジンうがいは、メリットよりもデメリットが大きいと
考えています。この点については、当薬局で3月に実施した「新型コロナ
ウィルス」のセミナーで触れました。多くのメディアでも同様の見解のよう
です。今後も様々な情報が流れると思いますが、飛びつく前に一度立ち止ま
る習慣を身に付けたいものですね。

 さて、タイトルの「熱中症、動悸、のぼせ、イライラ、不眠、・・・」は
全く脈絡がないように思えるでしょうが、実は体内の熱による症状です。
したがって、梅雨も明けた夏に目立つ症状ですね。

 もしも上記の症状が、暑くなってから出てきたというのであれば、原因が
「熱」ですので対処法は「熱を冷ます」方法となります。「熱を冷ます」と
言っても、解熱剤ではほとんど効果がありません。

 そこで漢方薬の出番です。「熱・冷え」という概念がある東洋医学では、
「冷え」を治す漢方薬もありますし、「熱」を冷ます漢方薬もあります。
そして、熱が存在する身体部位により使用する漢方薬も違ってくるのです。

 上記の症状は、熱の存在部位による違いですね。前述のように使用する
漢方薬は違うものの、日頃の注意点はシンプルです。
  熱を溜めないようにエアコンを使用する。
  冷たい飲食物よりも冷やす性質の飲食物を摂取する
  熱を発散させるために汗をかく

 熱が溜まったままでは、身体機能に障害が出てくるので、熱の収支と
いう視点で日常生活を一度見直してみてください。
特に、心臓など循環器疾患がある方は、暑い夏は東洋医学的に注意が必要な
シーズンです。新型コロナウィルスも心配ですが、暑さにもご用心ください。


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