新型肺炎の現状と対策

 

 新型肺炎の拡がりに、どのマスメディアもトップニュースとしています。
当然、SNS上でも話題の中心になっていると思います。そうなると、
どの情報が信頼できるのか、情報の質が問題になります。
一度、情報を現時点で整理してみたいと思います。

 まず、病原性の強さについて。(1月30日現在)
武漢市での致命率は5.7%ですが、中国全土では0.3%となっています。
そして、新たに分かってきたことですが、発症しない感染者も意外にも
多くいるようなので、最終的な致命率はインフルエンザと同等もしくは
それ以下なるとみられています。ですので、不安はあるでしょうが、
インフルエンザ以上に怖れる必要は無いと考えます。
ちなみに、死亡した方のほとんどは65歳以上で持病のある人です。

 ただ、感染力については、まだ不明な部分が多くあります。
発症している人においては、通常の普通感冒と同等程度。しかしながら、
発症していない人(潜伏期間も含めて)からの感染が意外にも多くあり、
新型肺炎ウィルスの保有者は、既に身近にいるものと思われます。

 そうすると、一般的な感染予防策が重要になります。手洗い、うがい、
マスク、メガネ、ですね。手洗いについては、ポンプ式のアルコールが
普及していますが、飛沫に含まれる粘液成分は意外にしつこく、流水が
一番確かです。

 うがいについても、イソジンの使用よりも水によるうがいの方が
予防効果に優れていることが知られています。水やお茶によるうがいを
おすすめします。

 そして、あまり知られていないようですが、目からの感染もあります。
マスクだけでなく、メガネも使用されると、予防策はより万全になります。

 情報源としては以下のサイトがおすすめですが、情報の正しさと早さは
一般的に反比例するので、その点をふまえて参照してください。
現時点では、新しい(正しさ優先)情報を入れながら冷静に推移を見守る
程度で充分かと思います。

厚生労働省
国立感染症研究所
WHO(世界保健機関)


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  薬剤師・心理カウンセラー(公認心理師)  廣橋 義和
 
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見たい記事がありましたら《ひろはし薬局のホームページ→過去のブログ》から
探してみてください。(現在、更新してません、このサイトを参照ください)
  あるいは⇒http://www3.ocn.ne.jp/~hirohasi/sub6.htm
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