6 女性・子ども・高齢者の不調と漢方

 戻る⇒(トップ)長岡の漢方薬・癒しの心療漢方相談
 次⇒痛み・しびれ・後遺症と漢方

《女性》
   ホルモンバランス・生理痛・月経困難症・子宮内膜症・生理不順・無月経・
   不妊症・習慣性流産・つわり・切迫性流産・更年期障害・子宮筋腫、など
 女性の不調は、ホルモンの変動と大きく関係します。そして、
 ホルモンバランスの異常は、〈血〉のトラブルと考えることができます。
 〈血虚〉では不足している〈血〉を補い、〈瘀血〉なら〈血〉の滞りを
 改善させると、いろいろな不調がウソのように解消することが多いのです。
 〈血〉の改善だけでは上手くいかない場合は、〈冷え〉や〈脾虚〉〈腎虚〉が
 隠れていないか確認する必要があります。

《子ども》
   虚弱体質・アレルギー体質・風邪をひきやすい・起立性調節障害・チック・
   夜尿症・夜泣き・疳の虫・腹痛・頭痛・成長不良・仮性近視、など
 成長途上の子どもは、ちょっとのことでバランスを崩しやすいものです。
 また、精神的なストレスが身体の症状として現れることも珍しくなく、
 心身両面に働きかける漢方薬は、子どもにとっても理想的と言えます。
 五臓でいう〈肺〉や〈脾〉を補う漢方薬で改善することは少なくありません。
 〈腎〉のトラブルは、発育や発達に影響が出やすく、平均的な成長よりも
 遅れ気味の場合には早めの対処が望まれます。

《高齢者》
   体力低下・食欲不振・認知症・不眠、など
 一般に加齢(老化)現象は、〈腎虚〉ととらえます。
 ただし、〈脾虚〉を伴うことも
多くあり、〈腎虚〉に対する前に
 〈脾虚〉を改善することで、弱った全身機能が
回復することも
 少なくありません。
 不老長寿の漢方薬はありませんが、華麗に年齢を重ねることを
 漢方薬が
サポートします。