うつ・不安・緊張

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 よく受ける相談には、以下のようなものがあります。
「治療を受けても、あまり改善しない」
「薬を減らしたいので何か良い方法はないか」
「再発防止に認知行動療法をやってみたい」   などなど
 必要なら漢方薬や栄養剤(ビタミン、ミネラル、など)を
使用することもありますが、
心理セラピストとして、いくつかの
心理セラピーにて対応しています。
そして、人生の伴走者として、再発を防止するためのスキルも
お伝えできればと考えます。

《うつ状態・うつ病》
   うつ病(気分障害)、仮面うつ病、現代型うつ病、新型うつ病、
   気分変調症、
適応障害、双極性障害(躁うつ病)、
   マタニティブルー、ペットロス、など
 軽症や慢性化している場合には、カウンセリングや心理療法の
 エッセンスを
織り込んだ対話で、自己肯定感を高めながら
 気づきを促すのが効果的です。
 重症でなくても一時的に、死にたいと思ったり、リストカットをする、
 など危険な状態が
あります。
 身近に話を聞いてくれる人の存在が重要ですが、そのような人が
 いない方でも
カウンセラーや心理師との対話で救われるものです。
 〈認知行動療法〉〈行動療法〉〈対人関係療法〉などを用いたり、
 コミュニケーションの 
改善に〈交流分析〉や〈アサーション〉などが
 役立ちます。
 なお、回復には良くなったり悪くなったりの小さな波を繰り返すのが通常です。
 このとき焦りは禁物ですので、一喜一憂しないことが非常に大切です。
 また、心理療法を行うと、薬だけの場合より回復が早く再発しにくい
 ことがわかっています。
 回復期や回復後に行う〈ポジティブ心理学〉〈可能性療法〉は、
 自尊心を高め、さらなる再発防止につながると考えます。


《不安》 
   不安障害、パニック障害(発作)、社交不安障害、広場恐怖、
   全般性不安障害、など
 不安やパニックには、〈森田療法〉や〈マインドフルネス〉が基本的に
 効果的です。
 〈自立訓練法〉も不安症状を緩和するのに役立ちます。
 〈増井メソッド〉や〈壺イメージ療法〉にも大きな可能性を感じています。
 〈家族療法〉の視点を加えることも有効な方法です。
 症状を軽くするため、一時的に漢方薬を使用することもあります。


《緊張》
   緊張症、社交不安障害、人前であがりやすい、どもり(吃音)、など
 緊張にも、〈自律訓練法〉や〈マインドフルネス〉で得るリラックス感は
 効果的です。
 〈ヨガ〉や〈漸進的筋弛緩法〉や〈呼吸法〉も効果があります。
 補助的に漢方薬を使用することもありますが、一時的なものです。
 効果を高めるため〈イメージ療法〉〈条件反射制御法〉〈自己催眠〉
 などを
併用することもあります。