不妊症カップルへの心理支援

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 ひろはし薬局で不妊相談されたカップルのうち、めでたく
妊娠・出産できるのは、
3~5組に1組です。

 ある調査では、妊娠経験のある女性の約40%は流産を
経験していて、
2回以上流産したことがある不育症も6%と
報告されています。
流産することは精神的なダメージを伴い、不育症では40%の
女性に強いストレスが認められているのです。

 不妊治療では、いろいろなストレスを伴いますので、
公認心理師によるカウンセリングも重要です。
適切なカウンセリングにより、ストレスを軽減し
妊娠成功率が高まる(70~80%)と報告されています。

 また、妊活は夫婦の協働により成立するものですが、
ときおり二人の考えがズレているカップルに出会います。
例えば、セックスレスやED(インポテンツ)や不感症
だったりします。
 このような場合は、妊活の前に、家族療法・夫婦カウンセリングを
必要としますし効果的です。

 そして、どうしても妊娠できなかった場合は、現実を
受け入れることになります。
一種の喪失とも言えるので、
一時的に気分の落ち込みがみられます。
 大多数は、一定期間を経て回復に向かいますが、
この回復のサポートも重要な仕事だと考えています。

 妊娠・出産をサポートするだけが、不妊相談のゴールでは
ありません。
赤ちゃんができなかったカップルでも、10年後、20年後も
幸せな家庭であって欲しいと願っています。