8 皮膚・粘膜と下半身の病気や症状と漢方

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《皮膚・粘膜疾患》
   慢性湿疹・皮膚炎・円形脱毛症・アトピー性皮膚炎・じんましん・にきび・
   尋常性乾癬・掌蹠膿疱症・天疱瘡・帯状疱疹・皮膚掻痒症、など
 皮膚や粘膜は、五臓でいえば〈肺〉と深く関係します。ただ、〈肺〉の働きは、
 〈心〉〈肝〉〈脾〉〈腎〉からの影響を受けているので、全体のバランスも
 重視します。
 そして、症状としての発赤は〈熱〉として「清熱剤」を、痒みは〈風〉であれば
 「駆風剤」を、〈血熱〉ならば「清熱剤」を、慢性化や難治化している場合は
 「補気剤」や「駆瘀血剤」を使用すると早く改善します。

《陰部や下半身の病気・症状》
   膀胱炎・尿道炎・性行為感染症・頻尿・過活動膀胱・
   痔(内痔核・外痔核・裂肛・痔瘻)・
   男性型不妊・精力減退・インポテンツ・勃起障害・不感症、など
 これらの相談では、一応、STI(性感染症)の可能性を念頭に置いて話を伺います。
 なぜならSTIは、不妊症や感染拡大のリスクが大きいからです。
 その上で、局所の症状と身体全体のバランスを考慮して、適切な漢方薬を使用
 することになります。五臓では〈腎〉、内外因では〈労〉や〈寒邪〉の関与が
 多くみられます。