睡眠の悩み

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 睡眠は、睡眠時間だけで評価するのではなく、睡眠の質(起床時の
スッキリ感や日中の作業能率など)も評価する必要があります。

 当薬局の相談では、ゴールを「自然な眠り」「ぐっすり眠る」こととし、
一般的な睡眠衛生指導に加え、〈睡眠制限法〉〈刺激制限法〉〈筋弛緩法〉や
〈自律訓練法〉〈マインドフルネス〉などのリラクセーション、
〈認知行動療法〉等の
心理療法などを中心にしています。
漢方薬を使用することもありますが、安定してくれば積極的に減らしています。

 また、一時的な不眠の場合に限り、睡眠改善薬を使用することも
ありますが、
不眠の原則に沿えば長期間使用するものではありません。
このことは、
ベンゾジアゼピン系睡眠薬も同様で、依存状態になって
いる方も少なくありません。

 Spielmanらの3Pモデルに従えば、慢性不眠症に対し睡眠薬の効果は
限定的ですので、理論的にも非薬物療法が中心になります。

 最新の睡眠学に基づいた、「睡眠リズム」「睡眠の2プロセス モデル」
「慢性不眠の3Pモデル」など科学的な理論に基づき、睡眠アドバイスを
行います。

《入眠困難・入眠障害》
   寝つきが悪い、むずむず脚症候群(足が火照ったりムズムズする)、

《中途覚醒・眠りが浅い》《早朝覚醒》
   いびきをかく、悪夢をよく見る、金縛り、寝起きが悪い、
   日中も眠気がある、
足がつる、夢遊病、夜驚症、手足がピクピクする、

《睡眠リズム障害》
   昼夜逆転、明け方に寝て昼頃に起きる、休日は起床が遅くなる
   (睡眠負債や社会的時差ボケ)、など