漢方薬・東洋医学が得意とする病気・症状

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　一般的に漢方薬は、機能性疾患とされる病気・症状に高い効果が期待できます。
すなわち、バランスやシステム（自律神経系、ホルモン系など、「○○系」と
表現できます）の
乱れを調える作用が優れているのです。
　これらは、臓器別に専門化された現代医学が苦手とする領域で、心も身体も
関連し合う
ネットワークとして考える東洋医学と相性が良い領域の一つです。
　以下に、比較的に相談頻度が高い病気・症状の一部を記しておきます。

漢方が得意とする病気・症状
《全身症状》
　　　自律神経失調症・冷え症・寝汗・むくみ・低血圧・貧血・虚弱体質
《頭部・顔面症状》
　　　メニエール病・めまい・耳鳴り・立ちくらみ・アレルギー性鼻炎・
　　　慢性頭痛・てんかん・顎関節症・三叉神経痛・顔面麻痺
　　　緑内障・突発性難聴・舌痛症・ドライマウス《呼吸器疾患》
　　　易感冒・気管支喘息・慢性咳嗽・過呼吸発作・肺水腫・ＣＯＰＤ
《循環器疾患》
　　　高血圧・低血圧・動脈硬化症・動悸・不整脈・心臓疾患・心臓喘息（心不全）
　　　静脈瘤・静脈血栓症《内分泌代謝疾患》
　　　バセドウ病・甲状腺機能異常・糖尿病・肥満症・脂質異常症
《消化器疾患》
　　　肝炎・膵炎・食欲不振・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・逆流性食道炎・
　　　しゃっくり・胸焼け・胆石・クローン病・嘔吐・潰瘍性大腸炎・
　　　過敏性腸症候群・呑気症・下痢症・便秘・心因性嘔吐
《腎・泌尿器疾患》
　　　腎炎・ＣＫＤ・ネフローゼ・透析導入前・尿路結石・膀胱炎・
　　　精力減退・インポテンツ・勃起障害 《自己免疫疾患》
　　　膠原病・シェーグレン症候群・皮膚筋炎・ベーチェット病
《疼痛疾患》
　　　関節リウマチ・神経痛・慢性疼痛・腰痛・むちうち症・事故などの後遺症・
　　　痛風・変形性膝関節症・繊維筋痛症 ・しびれ
《皮膚疾患》
　　　円形脱毛症・アトピー性皮膚炎・蕁麻疹・皮膚掻痒症・にきび・
　　　尋常性乾癬・掌蹠膿疱症・天疱瘡・帯状疱疹
《小児疾患》
　　　虚弱体質・アレルギー体質・夜尿症・夜泣き・チック・腹痛・起立性低血圧
《女性疾患》
　　　生理不順・生理痛・無月経・不妊症・習慣性流産・子宮内膜症・
　　　更年期障害・子宮筋腫 ・つわり・切迫性流産
《精神疾患》
　　　うつ病・不安症・パニック障害・過換気症候群・強迫神経症・緊張症・
　　　摂食障害・統合失調症・・・など 
《その他》
　　　現代医学的に病名がつかない病気や症状・原因不明で治療法がない病気や
　　　症状……などでも、東洋医学的な方法はあります。