心の相談Q&A

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 Q.カウンセリングと心理療法の違いは何ですか?
 A.一般的には、同じような意味で使われています。
   カウンセリングは、ロジャースの来談者中心療法のように
   共感や傾聴を中心にして、
本人の気づきを促すことを意図しています。
   心理療法は、もう少し踏み込んで、メンタルの不調から脱し、
   より良い状態を目指すべく積極的に働きかける、心理のプロが
   行う技法です。
   そして相談者の状況により、適切な技法を使い分けるのも
   プロならではと考えます。

 Q.本当によくなりますか?また、どのくらいの回数や期間が必要ですか?
 A.回復のスピードはケースバイケースですが、ほとんどの方で改善します。
   例えば、軽いうつ状態なら1~2回の対話で落ち着く方も少なくありません。
   一方、強迫性障害や摂食障害などは10回(3ヶ月)以上の面談を
   必要とする場合がほとんどです。
   ただ、できるだけ早く効果を上げるため、効果的な技法を組み合わせたり、
   新しいテクニックの習得のため
積極的に、学会や研修会に参加しています。

 Q.以前、認知行動療法を受けたことがありますけど、効果を
   実感できませんでした。
 A.認知行動療法には、いろいろ細かなテクニックがあり、セラピストの
   得意不得意により、効果に差が生まれることもあります。
   もしかして、セラピストとの相性が悪かったとしたら、それだけでも
   効果は落ちると言われます。
   また、相談内容によっては、認知行動療法よりも別の心理療法の方が
   良かったかもしれません。
   セカンドオピニオンのように、違ったセラピストに相談することを
   おススメします。

 Q.マイナス思考のクセが抜けません。どうしたらいいですか?
 A.まず、マイナス思考が悪い、プラス思考が良い、というものでは
   ありません。マイナス思考にもメリットがありますし、プラス思考にも
   デメリットがあります。
   「プラス思考でなければならない」という考えはマイナス思考
   そのものです。
   どちらが良い、悪い、ではなく、どちらの考え方もできる思考の
   拡がりが大切なのです。
   マイナス思考であっても、「こんな時プラス思考の人は、
   どう考えるかな?」と考える習慣をつけてみてください。

 Q.どうしてもストレスが溜まってしまいます。
 A.よく「ストレスのない人はいない」と言います。問題は溜めてしまう
   ことですよね。
   ストレスの発散というように、基本的に「出す」ことが溜めない
   ことにつながります。声を出す、汗を出す、便を出す、のように
   身体から何かが出るときにはストレスも抜けやすくなります。
   誰かに悩みを話すことも、話す=放す=離す、につながります。

 Q.病気や事故で辛い毎日を送っています。生きる意味なんて
   あるのでしょうか?
 A.「生きることにどんな意味があるのか」
   これは私もずーっと考えている命題です。人生の折り返しを過ぎ、
   なんとなく
おぼろげに言葉にならないものが浮かんでいる程度です。
   恐らく一生かけて、この答えを探すことになるのでしょう。
   そして、一生かけても答えが見つからない可能性だってあります。
   でも、答えにならないかと思いますが、「生きる意味を探すこと」
   これ自体が生きる意味なのかもしれません。