新型コロナウィルス感染症(COVID-19)関連

更新:2021.4.6

【 新型コロナウィルスの特徴 】
 一番の特徴は、症状が出る前から感染力を有する点です。そのため、いつ・
どこで感染するか(どんな状況なら安全なのか)が、可能性の高低でしか示せ
ないというもどかしさがあります。
 ワクチン接種が普及しても、変異株の性質によっては、従来通りの生活に
戻れるか現時点では情報が少なく判断できません。
変異株の種類をこれ以上増やさないためにも、今しばらく感染予防策の重要性は
変わりようもないと考えています。

【 感染予防対策 】
▽ ウィルスを付着させない
  1)不要不急の外出を控える
  2)侵入経路である粘膜を保護する(メガネやゴーグル、マスクの着用)
  3)以下の空気感染しやすい場所では、目・鼻・口を露出させない
    (換気が悪い空間、多人数が集まる場所、他人との距離が2m以内)
  4)行動する機会ごとに手洗いをする
▽ ウィルスを体内に侵入させない(感染させない)
  1)粘膜を乾燥させない(湿度だけでなく、口呼吸や瞬きの減少もリスク)
  2)粘膜の健康を高める(たんぱく質、ビタミンAやビタミンC、亜鉛など)
  3)漢方薬で衛気を高めて防御する
    (日頃から風邪をひきやすい人、持病のある人、高齢者など)

【 発症予防・重症化防止 】
 発症する・しない、あるいは重症化する・しないの分岐は、自然免疫および
獲得免疫の機能の差によるものと考えます。
基本的なことながら、食事や睡眠・休養の重要性を改めて考える必要があるの
ではないでしょうか。
 また、重症化や後遺症の一因として、炎症反応+微小血栓があげられますし、
抗炎症作用、抗血栓作用のある薬剤が用いられ一定の成果をあげています。
重症化防止において、キーワードは「サイトカインストーム」でしょう。

【 新型コロナウィルス感染後遺症 】
 確定ではないものの後遺症の成因として、炎症反応による組織の破壊+
血栓形成による組織の血流障害がありますので、組織細胞の微小循環を改善
させる東洋医学の駆瘀血・活血という治法が基本です。
 後遺症の症状により、どんな生薬を組み合わせるのか、どの漢方薬を選択
するのか、非常に多数の方法があります。
 現代医学的には、まだまだ有効な治療法が見いだされてない状況です。
そんな中でも漢方薬は、かなり有望な治療方法だと考えます。辛い後遺症で
お悩みの方は、漢方薬に詳しい専門家に一度ご相談されることをお勧めします。