薬で痩せることのリスク

 肥満の解消には、食事や間食・デザート・ソフトドリンクなど
からの入るエネルギーと、運動や労働などの活動によるエネルギー
の消費が基本になります。

 ところが、「言うは易し、行うは難し」で、やはりハードルが
高いのです。始めても三日坊主で終わっている方も相当いること
でしょう。私も含め、ヒトは楽をしたい生き物なのです。

 ですから、漢方薬やダイエット食品などを摂取することで、
楽に痩せられないかと多くの人は考え、そのニーズに商機を見
出した商売人たちは、あの手この手で魅力的な宣伝文句を謳い
誘惑します。

 最近は、この流れに一部の医師も参加し、本来なら病気の
治療に用いる医薬品を、「やせ薬」として処方(一応合法)
しています。その効果は、クチコミで拡がり、かなり高額で
取引されているとか。。。

 一方、私はこの流れには乗れず、食事と運動に取り組むなら
相談に応じることにしています。そのおかげで(?)、相談に
至るケースはほとんどありません。

 話を戻しますが、医師の処方でしか買えない所謂痩せ薬が
あります。例えば「マ〇ジ〇ロ」という薬は本来であれば
糖尿病の治療薬ですが、多くのサイトでは堂々と「痩せ薬」
として販売されている状況です。

 その結果、当然ながら痩せるのですが、急激な体重減少は
皮下脂肪にもおよび、皮膚が垂れ下がるなどの予期せぬ現象が
女性を中心に起きています。

 皮下脂肪は全身にありますから、女性では外陰部も例外では
ありません。外陰部では委縮(≒老化)したような外見となる
ようで、膣の乾燥も報告されていることから、一部の薬では
「瘦せる」というよりも「痩せ衰える」「枯れる」という表現の
ほうが適切かもしれません。

 所謂ダイエットに関して、私が個人的に推奨する速度は
1か月で1キロ前後です。これくらいの体重減少は、身体への
負担が少なく、健康に痩せていく目的に合致します。
また、リバウンドも起こりにくいのです。

 食事や運動に関しても、最近ではいろいろな報告もあること
から、気合いや根性や忍耐などの言葉はあまり必要ありません。
そのようなデータを活用する方が、健康的に美しく痩せることも
でき、しかもリバウンドしにくく費用も安価なのです。

 もしも、そのような食事と運動というオーソドックスな方法に
興味がある方は、一度ご相談ください。



 漢方薬と東洋医学の相談、心療内科領域の心の相談、丁寧な説明
 長岡の相談薬局・ひろはし薬局  TEL (0258)37-7551
 薬剤師・公認心理師・スクールカウンセラー  廣橋 義和

 問い合わせはこちらからどうぞ

 ひろはし薬局LINE公式アカウント開設しました
  ID @198xhqqe  よかったら登録してください

メールは《Re:タイトル》でお願いします。
メールマガジンの申込も随時受付中
     8hirohashi\gmail.com (\は@に変えてください)  

 薬機法の関係で、具体的な薬品名は表示を控えています。

 講演の依頼、受付ています。お気軽にお問い合わせください。

 訪問による出張相談・在宅相談にも積極的に応じています。
ひきこもり・うつ病などのメンタル相談、外見の気になる皮膚病相談、
病中・病後など体力低下により外出困難な場合、など遠慮なくお申し付けください
カテゴリー: 健康論・相談哲学, 内分泌・代謝・糖尿病・メタボリックシンドローム, 薬・サプリメント・その他 タグ: , , , パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です