生きづらさを解消し、しなやかに生きる

 戻る⇒(トップ)心の相談・自律神経失調症
   各論⇒01 性格の悩みとアンガーマネジメント
   各論⇒02 コミュニケーションの改善
   各論⇒03 心の健康作り・レジリエンス
 次⇒ストレス・自律神経失調症


 私は、25年以上心理相談に携わってきた経験から、ある程度
落ち着いているときや
何気なく普通に生活を送っているときに、
どのように過ごしているかが本当に大切だと思い至るようになりました。

 「心の病」や「心理的な問題」は、大きなストレスがかかった時だけ
現れるわけではありません。
小さなストレスでも毎日の積み重ねで、ある日突然バランスを崩して
現れることもあります。
物事の受け止め方や考え方、または不適切なコミュニケーションが
原因となることもあります。

 現れ方も、心や感情の乱れとして、家庭や学校や職場での人間関係の
悪化として、
あるいは身体症状など体調に影響することだってあるのです。

 そして、心の専門家として、バランスを崩しやすい人と崩しにくい人の
違いに目を向けています。
言うまでもなく、こころのバランスを崩しにくい人の方が、人生において
幸福度は高くなります。
注意してほしいのは、本人がバランスを崩さないだけで、周囲の人たちが
困っているようではダメなのです。
目指すのは、本人も幸せに、周りも幸せに、という関係性です。

 ですから、こころの問題を解消するという短期的なものではありません。
性格の悩みをどのようにしたら軽くできるのか、怒りの感情を
どうやって処理するのか、
自分も相手も納得できる良好な
コミュニケーションのコツ、などを知識とワークを通して
身につけることを目標とします。

 その結果、こころの体力・抵抗力ともいえるレジリエンスが
育っていくのではないでしょうか。