餅と膝の腫れ

 コロナで振り回された1年でした。「コロナ疲れ」なんて言葉も時々聞き
ますが、まだ数年はコロナとつき合っていく覚悟をもつ必要がありそうです。
ポイントを押さえて対策に緩急をつけるのがコツだと思います。

 その点で気になるのは政治家の皆さんのマスクの使い方。歩いている時に
マスクをして、会見などの場面でマスクを外して話をしています。これ、
逆ですよね。飛沫対策なら、話す時こそマスクをするのがエチケットです。

 それはさておき、自宅の雪囲い作業で膝に違和感を感じ、その後痛みに
変わりました。加齢による極初期の変形性膝関節症もあるのですが、痛み
の現れ方が急なことから、捻挫のような外傷性疾患だろうと思い、しばらく
様子を見ることに。

 ところが意外にも痛みが強く、腱の断裂なども頭をよぎり、恐る恐る膝を
見てみると腫れていたのです。ただ、炎症を伴っている発赤・腫脹ではなく、
いわゆる「水が溜まっている」ような状態。漢方薬を使うならボウイが効く
タイプで、水分代謝の異常も今回の膝痛に関連していそうです。

 さっそく水分摂取を控え、貼るタイプの鎮痛薬を使用(今回は、漢方薬を
見送ることに)。それで様子を見ていたら翌日に何かの拍子に痛みも治まり
ました。めでたしめでたし。

 ということで、今日は正月用の餅つきをしました。実は、モチには水分を
体内に溜める働きがあると漢方の食養生では言います。日頃、浮腫みやすい
人、今回の私のように膝が腫れている人など、正月の雑煮など餅を食べ過ぎ
ないようご注意ください。

 その一方で、小豆には身体の水分を排泄する働きがあります。餅と小豆の
組み合わせには、美味しく食べる以外に浮腫みを予防するとの意味があるの
でしょうね。いずれにしても、体調を崩さないようにしましょう。


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