痛みは、私たちの身体に何か異常が起きていることを知らせる
重要な警報です。もし、痛みを無視すれば、その異常は益々
大きくなり、最悪の場合は命さえも脅かすことでしょう。
ですから、全身には痛みを感じるセンサー(侵害受容器)が
張り巡らされています。活動によってケガをしたり、感染症で
炎症が起これば、センサーが異常を痛みという形で脳に届けます。
これが、急性痛です。
一般的な鎮痛薬(痛み止め)は、このセンサーの部分で働き
ます。ケガが治ったり、炎症が治まれば、痛みという異常も
必要ありませんので、鎮痛薬も使う必要がなくなります。
ところが、急性痛が治りきらずに慢性化すると、痛みは
センサーとは無関係に脳に届けられます。慢性痛の多くで
鎮痛薬が効かないのは、このような理由からです。
効かない鎮痛薬を増やしたり長期間続けても、逆に副作用で
苦しむことになります。
そこで神経障害という病態に対する新たな鎮痛薬が20年
くらい前に登場しました。帯状疱疹後神経痛は、神経障害に
よる痛みの代表として知られています。
また、痛みは最終的に脳で感じることから、直接的に
作用する鎮痛薬もあります。痛みの薬物療法は、これら
の鎮痛薬に神経ブロックを加えた4つの方法を適切に
使用することで効果を発揮します。
2つ目の要素は、心の作用です。100%気のせいという
わけではありませんが、心の持ちようは痛みに大きく影響
します。慢性腰痛を中心に認知行動療法が効果を示すのが
何よりの証拠となります。ひょっとしたら、痛みに強い人、
弱い人の差は、ここに関係しているかもしれません。
認知行動療法だけでなく、最近はマインドフルネスの
評価も高まってきています。催眠療法を治療に取り入れて
いる施設もあり、慢性疼痛において、心理療法は必須の
治療法になっています。
そして3つ目は、リハビリや理学療法です。痛みがあると
どうしても身体を動かさなくなります。そのことで、血行が
悪くなったり、新陳代謝が影響したりして、慢性痛を悪化
させます。家に籠ることでコミュニケーションが希薄になり
心の健康度も下がります。
多くの方は、薬物療法に大きな期待を抱いていることで
しょう。決して間違った考えとは思いませんが、慢性痛に
関しては、2つ目の「心」と3つ目の「リハビリ・運動」も
重要な治療法として位置づけられています。
慢性痛に使用する漢方薬には、痛みの身体システムに
働いたり、精神的ストレスを緩和したり、温めるなど
理学療法領域の作用があったりと、多方向から痛みを
緩和するように働きます。
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薬剤師・公認心理師・スクールカウンセラー 廣橋 義和
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