長引いた咳への対応

 猛威を振るったインフルエンザが治っても、咳だけが残る場合があります。

 無理に咳だけを止めても、一時的でしかなく、いつまでも続く咳に睡眠不足で悩まされるケースも珍しくありません。

 それは、気道粘膜の傷害(図)が治ってないためと考えられます。そこで、粘膜の回復を図る方法が早期に咳を治すことにつながります。

 粘膜は乾燥を嫌う組織ですから、マスクなどの着用は傷んだ粘膜の保護に有益です。粘膜組織の修復には充分な栄養が必要で、たんぱく質・ビタミンA・B群・Cは特に重要と考えます。その上で、粘膜を潤し修復する漢方薬を使用することで長引いた咳がスムーズに回復することを多く経験しています。

 コデインの鎮咳作用は強力ですが、粘膜を乾燥させやすいため、咳を一時的に抑えても根本的な回復には逆効果と考えます。長引いた咳には意外にもハチミツが有効だとの報告があるように、傷害された粘膜の保護が咳の回復には重要なポイントと言えます。

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