女性の疲れと貧血

 安心と安心感は、似ているけど違います。マスクの効果は限定的とされる
ため「安心できない」にもかかわらず、安心感を求めてマスクを探す人々。
そして、マスクの使用法に至っては「安全でない」誤った使い方も珍しくない
現状です。今、必要なのは「安心」でしょうか、「安心感」なのでしょうか。

 それはさておき、女性の人生は貧血と共にあるのではないかと思います。
やはり生理の存在が大きいのですよね。鉄の摂取量は1日1mg、30日で
30mg。男性は摂取量≒必要量ですが、女性の必要量は生理があるため
1日2mgとなり、常に不足気味なのです。

 そのため女性は疲れやすいのですが、慢性的な貧血は明らかな不調を
自覚することが少ないようです。「ただ何となく調子が悪い」「何となく
疲れやすい」と意識できれば、病気になる前に対応も可能です。

 ある女医さんは健診で自身の貧血に気づいたそうですが、その数値は
「どうして、もっと早く受診しなかったの!」と患者さんに普段言う
ほどの低さだったといいます。それほど気づきにくいのが女性の貧血と
いうことですよね。

 また、貧血の原因として毎月の生理以外にも、ダイエットなどの食事
にも注意する必要があります。サプリメント・健康食品などは、食事の
バランスや摂取量を見直した後の選択肢です。

 さらに、鉄が不足する背景に問題はないか考えたいものです。胃腸の
調子が悪くて鉄の吸収が悪くなっているのなら、胃腸を改善するのが
先決です。過多月経のように出血量が多いのなら、それを治す必要が
あります。私は、貧血の原因として子宮筋腫を見つけたこともあります。

 女性の疲れや不調の原因としての貧血、その後ろにあるかもしれない
別の原因。
サプリメント・健康食品や漢方薬などの前に、是非ご相談ください。


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