なかなか良くならない胃の不調に

 胃のムカつきやゲップ、みぞおち周辺の痛み、などで悩む
人は多いです。暴飲暴食などの心当たりがあれば修正も可能
でしょう。そうでなければ、薬に救いを求めることになる
かもしれません。

 これらの症状は、逆流性食道炎と言われたり、GERD、
NERD、胃酸逆流症、など色々な呼び方がされます。
ピロリ菌が認められれば除菌して、胃酸分泌を抑える薬剤を
使用するのが一般的な治療法かと思います。

 ところが、これらの治療で改善しない人も少なくなく、
胃酸分泌抑制剤もより強力な薬剤へと変更されます。
さらに、胃腸の運動を活発にする薬剤も加わり、場合に
よっては抗うつ作用のある薬剤が使用されたり、意外に
手こずることがあるのです。

 これらの原因として、胃酸や胃腸の運動のほか、好酸球
という白血球が関係するとか、胃粘膜が委縮しているとかが
いわれています。二神生爾は、第25回日本神経消化器病学会
において、膵酵素の異常を指摘しており、漢方薬の有効性に
ついて報告しています。

 また、米国消化器病学会では、睡眠の改善や鍼治療、
催眠療法などの可能性についても言及しているようです。
確かに、一部の人では心身症の色合いが強く、完璧な調子に
固執していることから、緊張をほぐすようなアプローチは
効果的と考えます。

 治りにくい胃の不調に対し、私のところで提案できる
こととして、専門的な漢方相談がありますし、心身症に
対する様々な心理療法も可能です。幸い、胃腸の不調と
漢方薬は、比較的に相性がよく、改善しやすいことは
多くの論文で報告されていることです。

 心理療法もカウンセリングだけでなく認知行動療法や
自律訓練法、マインドフルネス、催眠療法など幅広く
行ってます。その人にとって効果的な方法を提供すべく
研鑽してますので、安心してご相談ください。


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     薬剤師・心理カウンセラー(公認心理師)  廣橋 義和

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