温水洗浄便座に潜むリスク

 温水洗浄便座の普及率は、2024年3月時点で約80%との
ことです。(内閣府消費動向調査)
また、安房地域医療センターの角田は、病院患者を対象にした
アンケートで、温水洗浄便座の使用率は55%と報告してます。

 清潔好きの日本人にとって、いまや必需品の一つと言えるかも
しれません。問題は使い方です。私の印象ですが、日本人は
何かを行うとき徹底的にするのが好きなようです。

 まだ、正式な病名にはなっていませんが、「温水洗浄便座
症候群」と一部の専門家では囁かれている症状があります。
肛門の痒み、ヒリヒリ感、ツッパリ感、皮膚炎や潰瘍、そして
便もれ、などが報告されています。

 角田の報告では、便もれを訴える患者が温水洗浄便座を
使用していた場合に、使用を中止させたら43%が改善したと
されます。特に高齢者では水圧などの操作を面倒がったり、
感覚が鈍くなっていたりで、リスクが高まりそうです。

 大切なことは、使う・使わないではなく、使うなら適切に
使いましょうということです。
角田は、そのポイントを3つにまとめています。

 1.水圧は最低にする
 2.水温は低めに設定する
 3.使用時間は5秒以内に(おすすめは3秒)

 何事も、過ぎたるは猶及ばざるが如し、ですね。



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