心理療法やカウンセリングを受けるということ

 何か不調を抱えたとき、人はどんな行動をとるのでしょう。
しばらく様子を見て変わらなかったり悪くなるようなら、
自分なりに情報を求めることでしょうね。

 インターネットにアクセスしたり、本を読んだり、身近な
人に聞いたりするのでしょう。専門家に相談や受診をするに
しても、専門家に関する情報を集めることでしょう。

 そして、自分で対処できないとなれば実際に専門家の所へ
連絡したり出向いたりします。電話にしろメールにしろ連絡
する時にも多少の緊張感や不安感は伴うものです。ましてや
直接訪ねるとなれば緊張や不安はもっと大きくなります。

 それでも勇気を振り絞って一歩を踏み出します。精神科や
心療内科を受診する人もいるでしょうし、カウンセラーを
たずねる人もいるでしょう。私のところにも不安を抱きつつ
相談に来ています。現状を打開したいとの気持ちを持って。

 ここまでの段階で、本当にいろいろな決断をして、決断を
実行に移しているわけです。この行動力を私たちは回復力と
いう形で大きく育てるような関わりをしていくわけです。

 この回復力を信用しているからこそ、必ず良くなると
思えるのです。良くなるペースは人それぞれですけれど、
丁寧に話を聴くことで自然に納得される方も少なくありません。

 ただ、その人のペースが大切で、丁寧に聴くということは
沈黙の時間を大切にしながら言葉にならない想いが言葉に
なるまで待つということです。無意識からの声というか
本音と建前なら本音の部分を語ってもらうのです。

 鳥のひなが孵化するとき、親鳥が勝手に卵の殻を破るのでは
なく、ひなが破りたいタイミングまで待ち、内側から破るのを
最小の援助で見守るイメージです。
不安を抱えつつも、一つ一つハードルを越えてきた力がある
からこそ、その力を大切に育ててあげます。

 いつか、自分の力で大空を自由に飛ぶことができるように
支えてあげること。
それが心理療法やカウンセリングを受けるということです。



 漢方薬と東洋医学の相談、心療内科領域の心の相談、丁寧な説明
 長岡の相談薬局・ひろはし薬局  TEL (0258)37-7551
     薬剤師・心理カウンセラー(公認心理師)  廣橋 義和

 問い合わせはこちらからどうぞ

 ひろはし薬局LINE公式アカウント開設しました
  ID @198xhqqe  よかったら登録してください

  メールは《Re:タイトル》でお願いします。
メールマガジンの申込も随時受付中
      8hirohashi\gmail.com (\は@に変えてください)    

 薬機法の関係で、具体的な薬品名は表示を控えています。

 講演の依頼、受付ています。お気軽にお問い合わせください。

 訪問による出張相談・在宅相談にも積極的に応じています。
ひきこもり・うつ病などのメンタル相談、外見の気になる皮膚病相談、
病中・病後など体力低下により外出困難な場合、など遠慮なくお申し付けください
カテゴリー: 心理療法・心理カウンセリング タグ: , パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です